2014.10.26 読書の秋
不朽の名作
横山光輝の三国志 全60巻を
2~3巻ずつ読み進めるのが
秋の夜長の楽しみです
過去にも何度か読んだことがあったのですが
今回読んでもめちゃめちゃ面白いです
20巻目までの劉備玄徳は戦略や戦術もなく
剛腕武将の関羽と張飛と趙雲と
あっち行ったりこっち行ったりすのですが、
三顧の礼で諸葛亮孔明を迎えて軍師に据えてからは
玄徳の持つビジョンと孔明の戦略・戦術
そして関羽・張飛・趙雲の武功が
たまらなく面白く読み応えのあるマンガになります
諸葛亮孔明が説いた『天下三分の計』を中心に
1800年前の群雄割拠の中国が舞台になります
国取合戦の裏の裏のを読みあう戦術戦に加えて
人の思いやいやらしさに付け込んだ計略戦
仁徳と大志や大義を抱いて天下統一を目指す将軍
忠孝や仁義・義理や人情の師弟関係の人間模様
何よりも人それぞれに生きる個人の想い
社長になってから読む『三国志』は
劉備玄徳の出世を自分に重ねてみれば
自分に足りない今の課題も見えてきます
三国志の主役である劉備や曹操は
実は連戦連勝ではなく、戦では結構負けているのです
10万の孫権軍が100万の曹操軍に大勝した
赤壁の戦いなどは有名です
僕ならこうするかな?
さすが孔明や!って読み進めると
仁義・戦略・智謀・忍耐・野望・戦術・人情など
学ぶところが多くて面白いです
最高にお勧めです