2013.2.20 ソフトダイカスト
ソフトダイカストとは、
金型温度を安定させて、低い溶湯温度で、離型剤の量を減らして、
低い圧力で射出して、金型の寿命を増やしていく取組みです。
ダイカスト金型は10万ショットが更新の目安となりますが、
ソフトダイカストを追及することにより20万、30万とクラック無しでの
生産が可能となります。
そのためにはダイカストマシンやスプレー装置や金型冷却装置などを
有効に組み合わせての鋳造を追及する取組みを進めています。
社内においても離型剤使用量の減少で仕事環境が良くなることに加え
油使用量の減少やハイサイクル化で生産コストも向上します。
お客様にも金型の寿命が伸びるメリットがあり、
これはますます価値の高い研究・導入の取り組みとなります。