2021.6.18 離型剤とは・・技術指導の日
今回の技術指導は離型剤についてでした
離型剤とはダイカスト金型に離型剤で膜をつくり
製品を金型から抜けやすくするものです
ダイカストやっている人には常識なのですが
ダイカスト知らない人には全く分からない世界が離型剤
実は離型剤の掛け方で製品の良し悪しが決まります
離型剤成分のシリコーン・ワックス・乳化材と
金型温度で金型への乗りが全く違ってきます
金型温度は低すぎても高すぎてもダメで
鋳造中は『適正温度』に保つことが非常に大事です
そして一番大事なことは離型剤スプレーのズレ
ロットごとに不良が出たり、
安定しなかったりするのは離型剤塗布が
ずれていることが原因のことが多くあります
ドビャードビャーとかけていると安定しません
東陽精工ではズレを無くすために
数年前から離型剤ロボを採用しています
ノズルから出る微細で少量吹き
ロボットだからこそ安定した再現性
東陽精工は巣が少ない
不良がなく安定している
このようなよい評判をいただけるのは
スプレーロボを使いこなしているからなのです
当社では日々ダイカスト技術の向上のため
学習して研究しています
お困りの製品がある場合
是非一度お問合せてみてください
解決に向けて真摯に対応させていただきます
06-6981-2212 担当笠野