2021.1.4 ダイカストの歴史
ダイカストの歴史は1838年アメリカのディビットブルースが
手動式の活字鋳造機を発明したことに始まります
1905年にアメリカのハーマン・H・ドーラ―が
活字鋳造機の原理を応用してダイカストマシンを開発し
世界発のダイカスト商業生産が開始しました
日本では1917年ダイカスト合資会社が設立され、
ダイカストの歴史が始まり、
1930年代に工業化が進展してしました
当社の設立が1963年なので
第2次世界大戦後
次第に中小企業にもすそ野が広まってきた時代です
1973年、1980年のオイルショックにより
ダイカスト生産量は一時的に減少しましたが、
自動車産業の輸出需要が好調で
それに伴いダイカストの生産量も増加し続けました
1990年バブル崩壊による停滞期を迎えましたが
その後自動車関連、電機関連を中心に
ダイカスト生産品種・生産量ともに増加しました
2009年のリーマンショックで一時的にバブル崩壊レベルに
落ち込みましたが、2010年には回復し
その後海外での現地生産が進み
ここ10年間は100万トン前後で推移しています
コロナの影響や自動車のEV化で
生産量はどのように移っていくのでしょう