2022.1.5 【原因は我にあり】と考える
この本の主人公は小学生の息子を持つお母さんです
息子が友達にいじめられているのではないかと心配で、
その問題を解決するために心理カウンセラーと出会います
しかし、カウンセラーとコミュニケーションを重ねるうちに、
実は、問題を抱えていたのは
主人公自身であったことに気付かされていきます。
高校時代から疎遠になっていた父親、
心のなかで軽んじていた夫との関係性にこそ、
問題の根源があることがわかってくるのです。
そして、父親と夫に謝罪と感謝の気持ちを伝えることで、
お母さんが置かれている状況そのものが変わっていく。
その心理的なプロセスが、感動的に描写された物語です
これを【鏡の法則】といい
『私たちの人生の現実は、
私たちの心の中を映しだす鏡であるという法則』
のことです
どんなことが起きても
『原因は我にあり』
と考える。
一読の価値ある本です
おすすめです