2018.3.16 ADC5のダイカスト品
東陽精工とADC5の出会いは
30年程前にさかのぼります
自転車の発電機は20年前ぐらいまでは
足でキックして前輪の回転で擦って発電するものでした
小学校5年生の時、
猛スピードで自転車を漕いでいて
足で前輪の発電機を入れようとしたときに
前輪に右足が挟まっておもいっきり前に吹っ飛んだ
苦い記憶があります((+_+))
その発電機を当時三洋電機様がダイナモ式を発明して
弊社でADC5種で生産を始めたのがきっかけです
多い時には月産3万個以上もでるヒット商品でした
ADC5を採用されたのは雨ざらしの環境でも
錆びることがない強い耐食性と
旋盤加工するときれいなシルバー色となるためでした
ただADC5は鋳造性・湯回りが悪く、
製品自体も全周加工だったため
ダイカスト現場では鋳巣との戦いでした。
金型の材料選定や金型コーティング・ゲート厚み・加工取り代
湯道方案の実験と改造。ダイカストマシンの鋳造条件など
試行錯誤の毎日でした
その試行錯誤の中で得たADC5生産のノウハウを生かし
現在ではADC5ダイカスト生産が日本一得意で
自動車部品や大手医療メーカーをはじめ
日本全国からたくさんお引き合いをいただいております
『ADC5でのダイカストでお客様のお困り事を解決する』
高品質なダイカスト製品をお届けできるようにして
お客様の安心と信頼を積み重ねる様に努力して取り組んでまいります