2011.9.8 イメージ
ダイカスト(鋳物)の仕事は、
アルミニウムなどの非鉄金属を
『固体を液体にしてまた固体にする』 といえます。
アルミニウムのインゴット(固体)を
溶解炉で溶湯に変えます。(液体)
そしてよくメンテされたダイカストマシンに精密なダイカスト金型を取り付けて
どかーーーーーん と高圧で流し込みます。
流し込んでいる時のアルミのイメージは
噴霧状の水(流体力学) なのですが、
水と明らかに違う所は
1、固まりながら流れる事
2、熱が冷めていくので収縮が発生する事
なのです。
その間わずか0.05秒~0.10秒
そんな一瞬で起こる凝固に人生をかけるのも
私たちダイカスターのロマンなのです。