2021.12.4 経営問答会でまさか!
アチーブメント青木社長の経営問答会で
質問者に当たりました
尊敬する青木社長と直接話す機会に
年甲斐もなくめちゃめちゃドキドキしました
【問】笠野
会社を父から継いでいます。アチーブメントを学んで3年。
成長軸に焦点をあて一定の成果を得ることができました。
コロナ禍で過去最高業績になりました。社員もこの1年間辞めていません。
しかし、私自身の自己中のために貢献軸の拡張、
なかなか人の幸せに焦点を合わせることができません。
まず何から考え行動すればよろしいでしょうか?
【答】青木社長
・ まず、よくやった。実を作っているということ。
なすべきことを知り、習性となるまで続けることが出来れば、必ず願望は成就する。
そう実践されたこと、すばらしい。
・ 経営者である前に、一人の人間として、どうなりたいか。
そこからライフデザインを描く。ひとはいつか人生の幕を閉じる日が来る。
何人たりとも死、老いからは逃れられない。
まず自分はどんな人生を全うした人間と言われたいか。
・ 個人のライフデザインを描く。
5つの分野(生存、愛・所属、力、自由、楽しみ)、その1つが職業。
この5つを意識する。仕事だけがすべてではない。
・ 力の欲求。人の役に立っている、自己承認、貢献。
自分が価値ある人間という欲求充足。それは職業で満たされる。
笠野社長どうもありがとうございます、
というお客様からも喜ばれる仕事をすることが大切。
・ 儲かる仕事を目指すのでなく、たくさんのありがとうをもらう。
たくさんのありがとうの中に生きていく、これが職業人として目指すもの。
・ 価値=お金。適正利潤を得る。
絶対に勘違いしてはいけないのは、安いものが良いものという知覚を持ってはいけない。
価値あるもの=人の役に立つもの。
適正利潤がないと、最終的に税引き後利益、純利益の額が低くなる、
すると社員に対する分配が低くなる。上流過程でなく、純利益で分配する。
社員に少しでも多く分け与えたいと思うから、適正利潤を求め、社員も経費を使わなくなる。
みんなでムリ・ムダ・ムラを無くしていく。
純利益を分配する考え方、なぜそうなったか。
この額を大きな額にするためには、経常利益は20%以上ないと、
税金を払った後の利益が10%確保できない。
税率が下がって6割は確保できることは出来るが。
・ 私の経営の目的は対顧客、対社員、対社会。
貢献できる組織体を作ろうとしている。
ここが、生きる目的になること。
儲かる会社を作ろうとすると、儲かったからと一服する。
そうでない。経営は営み、ずっと続くもの。
・ お父さんの代からの会社を継いで、親孝行、よくやった。
会社を継いで、逃げることなく、本当に良くやりました。
・ その姿を見ている社員がいる。
いまは従業員承継が34%。
あとプライベートカンパニーは親族に承継する。
М&Aもある。
・ 人生の目的は幸せになること。
この目的は忘れてはならない。自分に縁ある人の幸せ。
社員、家族、お客様、お取引先、株主。
縁ある人の幸せの中に目的を目指す、目的経営、理念経営を目指してください。
目標は達成するが、目的は永続する。
・ 私がパッションなぜ下がらないか、それは目的に生きているから。
今のご質問には、私なりにこう考える。