2015.5.15 為せば成る
日本史史上 最高の政治家と言われる
上杉鷹山
理念と改革を愛と徳の力で米沢藩の窮地を救ったお屋形
『改革の一番の難しさは、
古いことをこわすのでも、
新しいことを始めるのでもなく、
始めたことをいかに維持するかだ』
『改革というのはただ経費を切り詰めればいいというのではないぞ。
事と次第によっては、逆に思い切って使うことが必要だ。
それが生きた金の使い方だ。』
『人のことだ。人材のことである。
人間にとって、つねに新しい血が必要であるように、
藩にとってもおなじことが言える。
人を絶やしてはならぬ。
そのためには何といっても学問だ。若い人間たちの教育だ。
自分たちにつづく者を養うことだ。』
『汚れ役が根回しをすれば,確かに仕事の進みは速かろう。
だが、私はそういう姑息な道はとらぬ。
わたしの改革は、どれほど道が遠かろうと、清い方法で歩く。
それは、領民のためである。
改革は領民のためにおこなっているのだ』
そして佐藤文次郎が最後に鷹山に言った
セリフが心に残ります
『あなたの改革は人の心に信じあう心を甦らせたことです。
人にだまされてもだましてはならぬとおっしゃり続けたことです。
誰にでもある他人への思いやり優しさを
自然に交し合えるようになさったことです。』
為せば成る
為さねば成らぬ
何事も
成らぬは人の
為さぬなりけり
上杉鷹山